経営理念
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人生は歯で決まる
歯が変われば、人生は変わります。歯が変わることで、健康になり、容姿や姿勢も変わり、
表情に自信が持てるようになり、性格が明るくなります。
歯を健康に美しく変えていくのは、
早ければ早いほど良いですが、手遅れなこともありません。
当院は予防歯科の観点から1口腔単位で、歯や口腔内のトラブルを抱えている方に治療を行い、
健康的な生活を再び取り戻すサポートを行います。
予防歯科に力入れる理由
歯だけを治療しても、口腔内を清潔に保つことが出来ない状況が続くと、再発を繰り返してしまいます。「治療」だけでは根本的な解決にはなりません。定期的に通う事こそが何よりも重要なのです。
日本は歯科医療において後進国であり、85歳になると平均して歯が8本しか残っていないというデータがあります。
様々な論文で裏付けられているように、歯が失われると糖尿病、脳卒中、認知症などの健康リスクが増加します。院長がこの歯科医院を継ぐ前に訪問診療を行っていた介護施設では、認知症や糖尿病などの大きな病気を抱えている方々の多くが、口腔トラブルを抱えていました。
一方で、歯科先進国であるスウェーデンでは、85歳でも平均25本の歯が残っているというデータがあります。これは、定期的に歯科医院に通い、歯や口腔内のトラブルを未然に防ぐことができているかどうかの差です。スウェーデンでは国民の90%以上がメンテナンスのために定期的に歯科医院に通っているのに対し、日本では5%未満の国民しか通っていません。
成人が最も気をつけるべき歯のトラブルは「歯周病」です。日本の成人の8割はこの歯周病にかかっています。歯周病は、歯の周りに汚れが溜まることによって炎症を引き起こし、歯を支えている周りの骨が溶け出す病気です。
骨を失うメカニズムはシンプルで、歯の周りに汚れが溜まり、その中にいる細菌が周りの骨を溶かします。これにより歯を支えている骨が徐々に溶け、進行すると最終的には歯を抜かなくてはならなくなります。汚れは後からでも取れますが、一度溶けた骨は元には戻りません。さらに恐ろしいのは、歯周病は虫歯のように痛みがなく、ほとんど自覚できないことです。
「これはまずいかも」と自覚する頃には、歯医者に行っても手遅れであることが非常に多いです。「毎日ちゃんと歯を磨いているし、今は痛みもないから大丈夫」と思われる方も多いですが、歯磨きでは取れない汚れがあります。特に30代以上の方は、定期的な検診が非常に重要です。